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2015年印象に残った作品 その3 [音源発掘]

今年も残りわずかと押し迫り、おそらくこれが今年最後の記事。

前回、前々回に引き続き2回に渡り記事をUpして来た”2015年印象に残った作品”、これまでジャズ編、ロック編と書いてきましたが、今回は、その最後に残ったクラシック編。

去年はクラシックから書き始めたのですけど、今回は最後に残してしまった訳、実は、今年このジャンルは、女性ソプラノ歌手中を心に聴いていたこともあり、その中に印象に残る作品があったのですけど、それらの作品、既に記事(その記事はこちら→にしてしまったことから、いざ記事を書こうとしたところ、取り上げる作品が思い浮かばなくなってしまっていたからなのです。

そんなことで、ジャズ・ロックの作品を先行したのですが、それらの記事を書きながら、ふと思い出したのが、今年の初めよく聴いていた、2014年にリリースされたこの作品。




アビイ・ロード・ソナタ.jpg


1966カルテットの”Abbey Road Sonata".
Abbey Road といえば、言わずと知れたBeatlesの大傑作作品、それをクラシックの4楽章にからなる室内楽曲 ソナタにアレンジし演奏したものがこの作品なのです。

元々、完成度の非常に高かったBeatlesの”Abbey Road ”という作品、その完成度の高さ故か、これまでそのほぼ全曲をカバーした作品はなかったように思うのですけど、それをクラシックのソナタ形式に編曲し、カバーするなど一見無謀のようにも思えてくるこの挑戦。

しかし、Beatlesの来日の年をこのカルテットの名前に冠し、デビュー作と4作目の作品ででBeatlesを演奏集を制作し高い評価を得た実績を持つ彼女らのこと、これは一聴に値するのではと手に入れ聴いてみることにしたのです。

そしてその感想は、やはり、これは是非聴いていただきたい。!!

それでは、”Abbey Road ”の”You Never Give Me Your Money”に始まる終盤部分、短い曲をつなぎ合わせながらも、隙なく精緻に組み立てられいた緊張と安らぎの世界、それに対する彼女らの仕上がりはいかなるものか、早速その現場に出掛けてみることにいたしましょう。














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2015年印象に残った作品 その2 [音源発掘]

2015年印象に残った作品 、
前回はジャズの作品を取り上げましたが、2回目となる今回は、ロック編。

そのロック、今年は去年に引き続き、昨今のプログレシッブ・ロックを探索するのだと考え動きだしたところ、幸先よく1つのバンドを見つけたものの、その後は、ジャズの大豊作と打って変わって鳴かず飛ばず状態が続いてしまっていたのです。

このままでは、スカで終わってしまう、やはり年のせいなのか、ロックを聴く感性も衰えてしまったのかと、我ながらその不甲斐なさに今更ながら呆れてしまい落胆してしまっていたのですけど.......。

しかし、幸先よく見つけたバンド、2013年に登場した新世代のプログレシッブ・ロック・バンドなのですが、よく聴きこんでみると70年代の初めに登場したプログレシッブ・ロック、そのエッセンスを吸収継承しつつ懐古的な味を出しながらも、現代のサウンドを築き上げていた。

衝撃な形で登場したプログレシッブ・ロック、しかし、70年代後半には早退潮の道をたどってしまった、90年代にはメタルなどとも結びつき形を変えながら復調の兆しが見え始め、いつぞやまた本来の形を伝承するアーティストが登場するのではと、心待ちにしていたところ、出会ったのがこの作品だったのでした。

Lifesigns.jpg


その作品は、King Crimson、UK、Asiaでの活躍で知られるベーシストのJohn Wettonのバンドで活動していた、John Young(key, vo)と、元GenesisのギタリストSteve Hackettの下で活動していたNick Beggs( b, stick, vo)、そしてSarah Brightmanのバック等で活動していたFrosty Beedle (ds, per)の3人
よって結成されたLifesigns、そしてその作品は彼らの名を冠したデビュー作品の”Lifesigns”。

70年代のプログレシッブ・ロック・シーンで名を残した大物アーティストの下で活動していた彼ら、その経歴を見ただけでも、どんなサウンドが生まれ出て来るのか、興味が湧いてくるのではないかと思います。

というところで、早速そサウンド、いつまでももったいぶらずにどんなものか、まずは聴いていただくことにいたましょう。







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2015年印象に残った作品 その1 [音源発掘]

甲信の地を忙しく飛び回っていた10月、11月。

仕事好きというのは訳ではないのですけど、私を信頼して下さっているお客様たち、そのお客様から寄せられた相談や頼みごとが溜まりに溜まり、この辺で一挙にかたずけその期待に応えねばならないとスケジュールを組んだところ、えらくハード・スケジュールとなってしまった次第。

なんやかんやで時を経つのも忘れ、やっと一息ついたところで気付いてみれば時は、もう12月。

12月となると、1年の締め括り、このブログも例年の如く今年1年間聴いてきた音楽、今年もその履歴をまとめ書き留めておかねばならいなと思いつつ、今度は忘年会に明け暮れる日々、酔っぱらった頭では何も浮かばず、やっとのことで、持てた筆り。


その、ようやくたどり着いた2015年印象に残った作品の記事、その第1回目は、ジャズのお話。

と言ったものの、今年聴いたジャズ作品、何故か大当たりでどれも捨てがたい作品ばかり、さて、どの作品を選ぼうかと悩んでしまうほどの超大豊作。

年初めには、今年はトロンボーン奏者のリーダー作品、と言っても、その大御所で作品の数も多い J.J. JohnsonやCurtis Fullerの作品ではなく、それ以外のアーティストの希少な作品を探し聴いて行こうと決め、年明け早々記事でも紹介した Bob Brookmeyerの作品に出会うという幸先の良いスタート切ったのですが、終わってみれば意図した訳でもないのに、これも以前の記事に書いたピアニストのCedar WaltonGeorge Cablesの参加した作品が、その後も増え続けることになってしまったのでした。

そもそもこうなった原因、それは、2月に作家の村上春樹氏も絶賛するCedarの1974年の東京新宿でライブ・スポットPit Innでのライブ盤が再発されたことから、その翌日に同所でレコーディングされたこのトリオに渡辺貞夫を加えたアルバムで、この時のCedarのプレーの凄さを知っていた私は、かねてより、このトリオの演奏が再発されたら即Getするのだと決めていたこともあり、年初に計画したトロボーン奏者の作品探索は即休止。

この盤を早速手に入れることにしまったことに事が始まってしまったようなのです。

そして、74年のCedarの作品を聴き、このプレーに気を良くした私は、その後も彼の参加している作品が矢継ぎ早に再発される否や、こんな機会は20年?ぶりと即Getし続けることとなり、かくして、今年はCedarの作品だらけとなってしまったとのです。


そんなことで、まず選ぶ最初の作品は、Cedarの作品 ??




と思われるでしょうけど.....

そちらの方は以前にも記事で取り上げましたので、そちらの記事をご覧いただくこととして........

まず取り上げるのは、Ceder, Cablesと共演したサックス奏者、最近はどうもサックスを聴くのが鬱陶しくなっていたのですが、この二人の作品からその良さを再認識したことから、その中でも、Cedarとの共演で、あらためてその実力を強く認識させられた一人のテナー・サックス奏者の作品をと思い、この作品を選び書き綴ってみることにいたしました。



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