So-net無料ブログ作成
検索選択

今年もまた紅葉の里へ!! [仕事の合間に]

前回の記事以降、忙しくあちらこちらを飛び回る日々が続いている私、前回の松本に引き続き、次に向かったのは、甲府。
前回の信州の旅では、うまい具合に紅葉全開の風景を楽しむことができたのですが、それから3日後、前回通りががかりに見た様子から、次に訪れる時は見頃となっていることを確信した、松本より標高が200m低いこの甲州でも、またその満開風景を楽しむことができるのではと考え出発したのですが、

そして、笹子トンネルを抜けたところで、1時間半ほどの時間の余裕が出来たので、いつもの釈迦堂PAで小休止、そこから甲府盆地を囲む山々の方へと目をやると、

DSCN2844km.JPG


曇り空なれど、水平線近くには朝日の緋に染まる雲がたなびき見えています。
これなら雨が降ることはない、昼になれば、久々に秋の青空が姿を見せるのではと安堵して、反対車線のバス停付近に眼をやると........

DSCN2846m.JPG


バス停を取り囲むように立つ、綺麗な秋色の衣装を着た木々たちの姿が目に入って来たのでした。

昨年もほぼ同じ時期にこの場所を訪れたのですけど、今年は昨年に比べ冷え込みの到来が早かったせいか、その装いの鮮やかさも、なお一層際立っているようにも感じられます。

これなら、この地でも秋の気分を十二分に満喫できる。
今回の旅も、その忙しさはいつもと変わらないけど、長逗留となる予定のこの地、その間に時間を見つけちょっと散策をしてみようと決め、今日の仕事場に向かうことにしたのです。


しかし、初日は案の定..........

次から次へと襲いかかってくる案件の波、とてもそんな余裕はありはしない。
ということで、その日は、早々に引き揚げ宿にて安眠を貪ることにしたのですが、おかげさまで翌朝は、早くに目が覚めたこともあって、ならばと宿のそばにある古墳の丘陵へと散歩に出掛けることにしたのです。

そして出会ったのが、

DSCN2866m.JPG


昨年にも増して、見事な秋の風景。

DSCN2881m.JPG


銀杏の葉の染まり具合もこれまた十分です。

これならば、まだこの地での逗留生活も始まったばかり。
ならば、必ず仕事の合間もできるはずと、その時を楽しみにして待つことその翌々日。


ポッカリとかなりの時間が空き、そこで、いざ向かったのは、小さな古びたお寺のお堂があるこんな場所でした。

.
DSCN2942m.JPG




そこは、山梨県中央市に所在する、シルクの里。

以前から、路上の案内板でその存在は知っていたのですが、その名前がいかにも人寄せ目的見え見えの感じがして行く気はなれないでいた場所。

しかし、今回は、いつも同じ場所ではなんだし、古墳の丘陵の紅葉の様子を見て、もしかすると、また違った秋の景色に出会えるかもししれないと思い立ち寄ることにしたのです。


そのシルクの里、着いてまずに目に入って来たのは、赤い屋根を着けた小さな御堂。

DSC02117m.JPG


そして、その向かいには鐘楼が建っています。

DSCN2943mk.JPG


そして、この二つの御堂がある場所から、道を1本隔てた先にあるのは、休日には子供たちの歓声が木霊し今にも響き聞えて来そうなような、遊具を備えた広場があります。

古いお寺と、広々とした芝の広場がある近代的な公園。
一風、アンバランスなコントラストの風情を感じながら、境内に足を進めて行くとそこにあったのは、

DSCN2920mJPG.jpg


どこか歴史の風雪を感じさせるお地蔵様!!

あや、もしかするとこのお寺、建物も簡素質実ではありながら威厳がある、何か由緒がありそうなと思い、その先に足を進めると薬師如来像と書かれた石柱の先に、再び小さなお堂が見えてきました。

DSCN2924m.JPG


石柱横の案内板を読んでみると、このお堂の中に収められている薬師如来像、平安時代末期から鎌倉時代初期に作られた木造寄木造り像高3.60メートルの仏像で、県指定文化財になっているものだというのです。

これはかなりの古刹。
何かありそうだと感じた自分の勘の冴えに驚きつつ、仏像がこれだけ古いとこのお寺の縁起も気になるもの。

そこで、境内を探し回り見つけたのがこちらの案内板。

DSCN2947m.JPG


真言宗智山派 飯室山大福寺。
開基は奈良時代、”奈良東大寺大仏建立の詔”発布の2年前に当たる天平11年と、想像した以上に歴史のある寺院。

そして、さらに驚いたのは、ここを菩提寺として伽藍を修復したという浅利義成(義遠)の名。

この人物、通称浅利与一の名で知られ、源平の戦いの御世、那須野与一、佐奈田与一と共に源氏の三与一の一人に数えられる武勇の誉れで名を轟かせた人物。

壇ノ浦の戦いでは船上、400m彼方の平氏の武者を自慢の強弓で射倒すほどの華々しい活躍を見せた人なのだとか。

知らぬこととは言え、あの勇将 浅利与一の本拠を来てしまったことの喜び。
これは何かの縁と、後で、この浅利与一の系譜を調べてみたのですが。この与一、平安時代後期に登場した猛将八幡太郎義家こと源義家の弟の義光の血脈に連なる甲斐源氏の一族だというのですが、甲斐源氏といえば、まず思い浮かぶのが武田信玄。

そこでさらに調べてみると、そもそも信玄を輩出した武田家は、甲斐源氏4代目当主信義が韮崎にある武田八幡宮で元服したことで武田姓を名乗ったことに始まったというのですが、この浅利義成は、その信義の実弟という関係なのだとか。

そうたことから、戦国時代、戦国最強と謳われた武田軍団、そのDNAの源は武士が台頭し世の統治を開始した、この時代にあったのではと考えてしまうのでした。


そして、源平の世にタイムスリップしてしまったような気分で、綺麗な紅葉に囲まれた公園広場の方へと足を住めて行くと、

DSCN2953m.JPG


せせらぎの音が聞こえる場所のすぐ先に、弓を構えた武者の銅像が見えてきます。

DSCN2949m.JPG


浅利義成こと浅利与一の像。
壇ノ浦の勇姿とも思える精悍なその姿、今は静かなこの山里に立ち、過去の戦いの激闘の一瞬を教えてくれているようにさえ見えてきます。

DSCN2952m.JPG


夕刻、仕事を終えもう一度この地を訪れてみると、

DSCN2930m.JPG


木立の間から、いつもより一際大きな月の輝きが見えました。

DSCN2935km.JPG


すっかり忘れていたのですけど、今夜はスーパー・ムーン前夜。
これまでまったく興味が湧かなかったシルクの里、この月の輝きでさらに思い出深い場所になりました。


さて、この里の紅葉、今回の旅で撮りためた映像でこんなPVを作ってみました。

ご覧いただき、共に園内を散策しながら秋の深まりを楽しんでいただければと思います。




冬が、とみに早く訪れつつある今年。
忙しさの最中、急速に深まって行く秋の情景をさらに見ておこうと、昨年訪れたこの場所も再び訪れ、こちらもまたPVに仕立ててみました。

市川美里町ある大門碑林公園。
昨年訪れたのも、ほぼ同じ時期だったのですが、こちらの方も秋の深まりは昨年以上。

中国明様式の建物の朱が紅葉と交わり、その秋の情景に尚一層の味わいを付加してくれていました。



さあ、間もなく12月です。
1年間の生活決算の季節、風邪をひかぬようにもうひと踏ん張り、頑張ることにいたしましょう。







nice!(13)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:PLAYLOG

nice! 13

コメント 4

moriyoko

美しい紅葉と、思わぬ歴史との遭遇、素敵ですね!
あまり注目されないから与一が呼んでいたのかも…
by moriyoko (2016-12-01 23:01) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

moriyokoさん

与一が呼んでいたのかも…
そうかもしれませんね。

おまけに、来た以上ちゃんと見て行けとばかりに、1日に2回も訪れることになってしまって。

どこから謡曲の音が漂ってくるような不思議な感覚を感じながら、境内を散策してきました。


by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2016-12-02 06:35) 

yuzman1953

今年も紅葉狩りに行く機会がありませんでしたが、老年蛇銘多親父さんのブログでたっぷり楽しませていただきました。
by yuzman1953 (2016-12-07 02:45) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

yuzman1953さん

私も、あらためてこの画像を見て、その鮮やかさ、こんなだったのだと感動してしまったのですけど、私のブログでその紅葉たっぷり楽しんでいただけたとのこと、嬉しく思います。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2016-12-07 06:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。